2016/04/16(土)

一昨日の熊本の震度7が前震といわれ、今日の6強の地震の連発が本震だそうです。
今回の地震によって亡くなられた方のほとんどは圧死/窒息死だそうですね。
建物の倒壊があったり、家具などが覆いかぶさったりということなのでしょう。
テレビで見た限りですが、
学生アパート?の一階部分が完全に潰れた建物もありました。
あまり古い建物っぽくはありませんでしたが、ダメだったようです。
テレビやネットなどでは、
新耐震基準になる前の建物(昭和56年6月より前)はヤバくて危険なのに対し、
新耐震基準( 昭和56年6月以降)では安心だという風潮がありました。
この耐震基準、どういうものかと言いますと、
新基準では、"震度が6以上の地震でも倒れない" と、このように変わったようです。
ですが、やはり絶対に倒れないという訳ではなく、
旧耐震基準に比べて、かなり危険度が"低い"という事なのでしょう。
考え方としては、
「1回2回の大地震で崩れる事はないけど、次の地震がくるまでに時間は稼げるのでそのうちに避難しよう!」
・・・と、考えたほうが良いかもしれませんね。
世の中に絶対というのはないのかもしれません。
阪神淡路大震災、東日本大震災、新潟中越沖地震、今回の熊本。
そしていつか訪れるであろう東海、東南海、南海の大地震。
過去の震災から、自分も含めみんなが対策をしっかり学んでいって、
一人でも多くの命が救われることを願ってやみません。
お金がないから耐震補強できない、たしかに大きい事はできないかもしれませんが
家具の固定など、小さいことからでも対策していきましょう。
熊本の大地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
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